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『ナゼ「男として責任は取らねば」という考え方は女の子に評判が悪いのか』――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第49回

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―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラムです。―

さて、今回は、昨日の記事『女の子が好きな話題3つ。ロンブー淳が見事に実践』のラストで出題した設問です。

「僕は、女の子と、そういう関係になる自信はあるんですよ。でも、そうなった以上、男として責任は取らなくてはいけない、と思う。そうじゃなきゃ、女の子と付き合ってはいけない、と思っているので、好きな女の子が現われても、本当に責任が取れるのか、それほど、この子が好きなのかと思って、いつもやめてしまいます。ヒロNさんの書いていることは、随分、ナンパで無責任な感じがするので、好きではありません。」

男子でも女の子でも、わりあいと気軽に○ックスしちゃうヒトもいますし、このケースの男子のように、○ックスを大事に考え、なかなか○ックスしないヒトもいます。これがいいとか、悪いとか、言うべきではないように思いますね。僕も。

それはそのヒトの生き方とか、価値観の問題だから。信じている宗教の教義で、そういうことを教義にしている場合もあります。だから、こういう方には、もともと、非モテも脱・非モテも関係ないんで、余計なことを言って申し訳ありませんでした、という他ありませんね。

■「男として責任は取らなくてはいけない」という考え方は女の子に評判が悪い

しかし、この話、ヒロNの知り合いの女子連中に聞かせたら、実は、あまり評判がよくない。もちろん、それは、ヒロNが訊いた女子が、皆ダメ女子ゆえにそうなのかもしれませんが、まあ、聞いてみてください。

「これって、結局、自分が浮気するかもしれないからエッチしないって言ってるだけですよね」

「なんだか、モノ扱いされているみたいでイヤ!」

「面倒くさい奴!」

「だから、そんなに好きじゃないんでしょ。それをカッコつけて言ってるだけでしょ」

「エッチしたら責任取るって言う意味がわかりません」

などなど。

彼女たちが、一番引っかかったのは、このヒトが、「エッチをしたら、責任を取る」と言っている点でした。つまり、こういうことです。つまり、そこには

「エッチをする」=「女の子を穢す」=「責任を取る」

というロジックが含まれているということです。それで、この女の子は、「モノ扱いされているようだ」と感じたのでしょう。まるで、女の子の方に自主性がない、女の子の方だって、その男子とエッチがしたいという意思を持ってシタのに、まるで、それを認めてくれていない、つまり、モノ扱いしている。ということです。

この、「エッチ」=「女の子を穢すこと」という考えは、ヒロNが、子供の頃の日本、つまり、40年くらい前の日本では、割りと一般的な感覚でした。女の子の親は、嫁入り前に娘をキズモノにされてはならない、と子女の恋愛とかを非常に厳格に制限していたものです。こういうふうに考える理由は、いろいろあるとは思いますが、ひとつは、第41回の非モテの歴史的考察でも言ったように、儒教の教えの影響です。「二夫にまみえず」。つまり、女性は、結婚した夫以外の男とエッチをしてはいけない。たとえ、婚前であってもそれは許されない。という考えです。

■女の子と次々にエッチしちゃう男と指一本触れない男、どっちが誠実なのか

しかし、今は、そういう考えを取るヒトは少数派ですよね。まあ、古い考え、少数派の考えだから、ダメだ、と言う気はありませんが、今の多くの女の子には、受けられない考えであることも事実です。本人は、それが誠実で、女の子を大事にしている行為だと思っていても、大多数の女の子は、そう受け取ってくれません。むしろ女性を一個の独立した人格と認めていないと思われるみたいです。

例えば、女の子を口説くのがうまくて、次から次へと、女の子とエッチしちゃって逃げちゃったりする男子と、このケースの彼のように、厳格に考えて、女の子に指一本触れない男子。どっちが正直で誠実なのか? というより、そもそも男女の恋愛に誠実という価値観は必要なのか?

例えば、本当に、この子の幸せを考えているのは、僕の方なのに、などと思っているうちに、調子のいい男に、彼女をさらわれて、口惜しい思いをする。なんてこと、ありそうな気がするなあ。どうやら、そういう誠実さは、どうもモテ要素ではないような気がしてきました。あなたはどう思いますか?

さて、次回ですが、こんな話はいかがでしょうか?

「僕の友達に、ロックをやっている奴がいます。奴は、別に特にロックが好きなのではなく、そういうことをやっていると女の子にモテるからやっているのだ、と言っていました。お前は、ルックスがロック向きじゃないから、マジックか、手相占いでもやったらモテるよ、とも言っていました。女の子にモテるためには、そんなことまでしなくちゃならないのですか?」

さて、モテるための努力、世の中、いろいろなことを考えるヒトがいるものですなあ。でも、これは、クリスマスや忘年会向けに、いいヒントかもしれない。次回、考察してみましょう。

(ヒロN)

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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)

・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!

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